CHARTBEAT使い方講座

ヒント、ベストプラクティス、そしてどう役立てるかを学びます。

Advanced Queries(アドバンスド・クエリ)

概要

任意の指標を設定し、オリジナルのレポートを作成することができます。テンプレートを作り、メーリングリスト形式でレポートを定期配信することも可能です。

※Plus、Premium専用の機能です。

レポート設定の基本

1.「Site」で対象のサイトを選択します(Chartbeatで計測しているサイトが複数ある場合)。

2-1.「Select query type」は1回だけ作成する場合は「One-time query」を選択、「Select time range」で出力するレポートの期間を設定します。

2-2.定期的に繰り返し作成する場合は「Recurring」を選択、「Select Frequency」で「Daily」(毎日)、「Weekly」(毎週)、「Monthly」(毎月)を選択します。

3.「Select Data」の「Add metric」、「Add group」、「Add filter」をクリックし、指標や項目を設定。また、「Number of rows」で出力するレポートの最大行数を選択します。

4.「Preview data」ボタンを押すと、どのようなレポートが出力されるか、プレビューが表示されます。

※ 画面上部に「No Data was found for this report」と表示されたときは、フィルター条件などを見直して再設定してください。

5-1.画面右下の「Run Query」ボタンを押すと、クエリーの実行が開始します。

5-2.任意: 「Query name」でレポートを出力するクエリに名前が付けられ、「Send query results to these email addresses (optional)」で、出力したレポートを送信するメールアドレスを設定できます。複数のメールアドレスがあるときは、「,」(カンマ)区切りで入力します。「Add this to my Saved Queries」にチェックを入れると、クエリーが保存され、「Saved queries」から再度クエリーを実行できます。

6.レポートが作成されると画面上部に「Query created at…」と緑の帯で表示されます。帯をクリックするとレポートがCSVファイルでダウンロードできます。

主な指標、グループ/フィルター項目名

アドバンスド・クエリで指定できる、主要な指標、グループ/フィルター項目名は以下の通りです。

指標

指標名 意味
Average Scroll 平均スクロール率。ページの上端から訪問者がどのぐらい深くページをスクロールしたのかを表す指標
Average Engaged Time 訪問者のページへの平均エンゲージメント時間
Scroll Starts スクロールが始まったページビューの割合
Total Engaged Time すべての訪問者の、ページへの合計エンゲージメント時間
Uniques ページ訪問者のユニーククッキー数
Page Views ページビュー数
Loyal Visitor Page Views ロイヤルユーザー(16日間に8日以上サイトを訪れている)のページビュー数
Quality Page Views 15秒以上ユーザーが滞在したページビュー数

グループ/フィルターの項目名

項目名 意味
Author 著者名
Dynamic Title ページタイトル
Page Type ページの種類(ランディングページか、記事ページか、等)
Page Path ページのURLから「https://」などを除いたドメイン名以降の文字列
Canonical Referrer カノニカルリファラ(サービス、サイト、アプリ単位の流入元)
Referrer type リファラタイプ(検索、ソーシャルなど)
Visitor Frequency 訪問頻度(新規、再訪問、ロイヤル)